作業療法士/2017年度入職学生の時、当院の見学をしてみて患者さんに沿ったリハビリの提供、職場環境、リハビリ職員の教育体制など質問を通して様々な分野に力を入れている様子が分かりました。
私は祖母の体が悪くなって家での生活が大変になっている様子をみて生活に関わる作業療法士という職業を目指しました。ここで働くことで祖母のような方に対してリハビリを提供し元の生活に戻れるような視点や技術を得ることが出来るのではないかと思い当院を選びました。
患者さんが日常生活動作(食事、排泄、更衣等)や家事動作(調理、掃除、洗濯等)など生活する上で必要な動作の練習を行っています。また、上肢機能の改善や自動車運転評価などにも携わっています。
やりがいを感じる瞬間としては作業療法士と介入していく中で患者さんが入院時困難な動作が出来るようになることや退院日に御礼を言われるときに特に感じます。また、現在OT部署のチームリーダーになり後輩育成やスケジュール調整など色々なことを経験するようになりました。
自分のことだけでなく周りのことを考えてより動く必要もあるため大変ではありますが、やりがいを感じています。
家事動作訓練の様子
作業療法士の仕事は専門知識がある程度必要となりますが、まずは患者さんに対して真摯に取り組む姿勢が大事になると思います。
始めは分からないことや不安が多いと思いますが当院では頼りになる上司、ベテランスタッフ、同僚がいます。
また、チーム連携も力を入れており他職種とのコミュニケーションも比較的取りやすい環境であると思います。
経験が浅い新規学卒者・中途採用の方でも安心して仕事に取り組めスキルアップしていけると思います。
当院で私達と一緒に患者さんがその人らしい生活を送れるよう支えていきませんか。皆さんと会える日を心よりお待ちしております。
作業療法部門は、患者さんの生活空間が隣接している物理的環境を最大限に活かし、日常生活動作(ADL)訓練を患者さんの生活時間に密着させて行うことで、実践的な能力向上に努めています。
食事動作や調理動作、入浴動作の獲得に向けた積極的な介入が特徴です。
特に、機械浴室から一般浴室への移行に関しては、独自にスケール化した基準を設けており、これにより高い精度での移行判断と訓練が行えています。
機能訓練においては、機能的電気刺激療法(IVES+)、上肢用ロボット型運動訓練装置(Reogo-J)、VR技術機器(VRカグラ)を用いた体性認知協調療法など、新たな治療技術を積極的に導入し、機能回復の可能性を追求しています。

簡易自動車運転シミュレーター(SiDS)やHONDAドライブシミュレーターによる評価・訓練に加え、自動車教習所と連携し、教習員による実車評価も実施しています。
これらを通じて、自動車運転の可否判断や運転能力の再獲得を多角的にサポートします。

先進機器を有効に活用し、質の高いリハビリテーションを提供するため、専門領域ごとにチームを編成しています。
機能的電気刺激療法(IVES+)や上肢用ロボット型運動訓練装置(Reogo-J)を扱う「上肢機能チーム」、VR技術機器(VRカグラ)を担当する「VRカグラチーム」、HONDAドライブシミュレーターなどを用いる「自動車運転チーム」を設け、それぞれが運営と研究を担っています。
各チームには常に課題が与えられ、その成果は毎年様々な学会で発表されています。
チームはベテランから新人までバランス良く配置され、個々の能力に応じた役割を持つことで「自然と学ぶ場」が形成されています。これにより、新人スタッフであっても早期から学会発表を経験できる体制が整っています。
ベテランスタッフの多くは各種認定資格を取得しており、新人スタッフは身近な目標として、資格取得に向けた具体的な指導を直接受けることができます。
これにより、明確なビジョンを持って研修や研究に取り組むことが可能です。
当部門は、鳥取県で唯一の「作業療法士臨床実習指導施設」として認定されており、高いレベルでの臨床実習指導を行っています。学生指導はスタッフ自身の振り返りと学びの機会にもなっており、多くの養成校から実習指導の依頼があることも特徴の一つです。