
弓浜半島と中海(錦海・きんかい)を望む、この地に、私たち錦海リハビリテーション病院が誕生したのは2006年3月のことです。
社会福祉法人こうほうえんの一員として、私たちはリハビリテーション医療という専門分野に、真摯に向き合い続けてきました。
大切にしているのは、48床だからこそ実現できる、温かく、きめ細やかな医療です。患者さん一人ひとりが、再びその人らしい一歩を踏み出せるよう、チーム一丸となって支えています。
また、その一歩が退院後の未来へと確かなものになるように。私たちは、通所リハビリや訪問リハビリといった在宅サービスも充実させ、地域の中で紡がれていく日々に、切れ目なく寄り添い続けます。
こうした日々の実践を、私たちは静かな誇りとしています。
しかし、それ以上に私たちの根底にあるのは、目の前の患者さんへの、ひたむきな想いです。
「もう一度、家族の待つ家に帰りたい」
「もう一度、趣味を楽しみたい」
「もう一度、職場の仲間と笑い合いたい」
私たちの仕事は、患者さん一人ひとりの、ささやかで、けれど何にも代えがたい「もう一度」という願いに、どこまでも誠実に応えることです。
そのために、私たちはあらゆる専門知識と技術を尽くします。
機能の回復はもちろん、患者さんが自信を取り戻し、その人らしい笑顔で日々を過ごせるその日まで。
患者さんの「できた!」という喜びを、自分の喜びとして分かち合える。
そんな温かい医療が、私たちの原点です。
「もっと良い方法はないだろうか?」
私たちの現場では、そんな会話が日常的に交わされます。
経験は大切です。しかし、それに安住することなく、新しい知識を学ぶことをためらいません。
データに基づき、客観的に私たちの医療を振り返ることも大切にしています。
それは、すべて目の前の患者さんにとっての「最善」を届けたいから。
特別なことではなく、専門職として当たり前の姿勢を、私たちはチーム全体で貫いています。
日々の小さな改善と学びの積み重ねが、より良い医療を創ると信じています。
一人の患者さんを支えるために、一人の力ではできることに限りがあります。
だから私たちは、職種の垣根なく、ごく自然に連携します。
ここでは、誰もがお互いを尊重し、気軽に相談し、助け合うのが当たり前の風景です。
悩んだ時には一緒に考え、成功した時には一緒に喜ぶ。そんな仲間がいるから、困難なことにも立ち向かえる。
一人ひとりの優しさと専門性が合わさって、私たちはもっと強いチームになる。
私たちの使命は、患者さんの社会復帰と、その人らしい生活の再建です。
その医療の質と成果を、データで示します。
専門職として常に最善を追求する姿勢は、職員が成長し続けられる環境づくりに表れています。
チームとしての連携と相互尊重の文化が、具体的な働きやすさとなって職員の毎日を支えています。
理事長・院長メッセージ


患者さんの未来を一緒に支えてくれる、新しい仲間と出会えることを、職員一同、心から楽しみにしています。