理学療法士/2024年度入職私が学生の頃、母が当院に入院していたことがはじまりです。身体機能面だけではなく、精神的に落ち込んでいた母に主治医であった病院長をはじめ、多職種の職員が寄り添い自宅退院に向けて支援をしていただき、その姿に感銘を受けました。
リハビリテーションの見学(当時学生)をした際にひとつひとつ母に合ったリハビリテーション提供、笑顔で接する姿を拝見し、私もこの様な理学療法士になりたい、入職したいと強く思いました。
しかしながら卒業年に就活をはじめた時には既に入職者が決まり募集が終わったと聞き、一度は地元である松江市内の病院に入職しましたが、時おり当院のホームページを閲覧しており、入職の機会を得ました。
回復期リハビリテーション病棟で理学療法士として勤務しています。入院患者さんに基本動作能力の回復を目指した理学療法を提供、ご家族に介助方法等を指導しています。
今まで当たり前に行えていた起きる、立つ、歩くなど、病気やけがで困難になっていた日常生活動作がリハビリテーションを実施する事で再び行えるようになり、身体機能の回復・改善が見られた瞬間が何よりも嬉しく、やりがいを感じます。
その際に患者さんから「できたよ、ありがとう。」の感謝の言葉や笑顔が活力になっています。
患者さんが利用する福祉用具について相談している様子
大学・専門学校を卒業後、理学療法士として働く新生活への期待と不安が誰でもあると思います。
私もそうでした。不安に思う事、疑問に思う事、質問があれば先輩に相談し1つ1つ解決しながら進める体制があります。
また、当院の同じ志しを持つ職員同士、各自がテーマをもって業務に取り組んでおり自己研鑽しやすい職場環境だと感じています。
法人の理念である地域に開かれた、地域に愛される、地域に信頼される『こうほうえん』を一緒に目指しましょう。
全国平均約10%に対し、当院の認定理学療法士資格取得率は約94%という高い水準を誇ります。
これは資格取得自体を目的とするのではなく、日頃から各自がテーマを持って臨床に取り組み、その成果を定期的にアウトプットする機会が設けられている結果です。
こうした積極的な姿勢が学会発表などにもつながり、高い専門性として結実しています。
定期的に開催される「プレゼン会」は、日頃の臨床での疑問や個々のテーマについて学会形式で発表する貴重な場です。
抄録やスライド作成、活発な意見交換を通じて、より良い理学療法の提供に繋げています。
先輩からの添削やアドバイスも得られるため、学会発表の予行演習としても機能します。
人前で話す機会を重ねることで、発表能力だけでなく、日常業務でのコミュニケーションにも自信と余裕が生まれます。
「介助量が多い方への歩行練習」「床からの立ち上がり練習」「屋外自転車走行評価」など、特にはじめて難易度が高いプログラムに取り組む際にこの支援体制を利用します。
これにより担当理学療法士が安心して挑戦的な介入が可能になり、早期から質の高いプログラムを安全に導入できます。
デュアルタスク(動作+負荷)を伴う動的バランス訓練の様子
同一症例に対し、担当者と代行者(休みの場合)の介入をビデオ撮影し、2画面で同時再生する独自の症例検討会を実施しています。同じ練習内容でも担当者によるアプローチの違いは明確であり、部署全体で動作評価やプログラムを検討し、患者さんにとって最適なリハビリテーションを追求します。
プログラム選定だけでなく、歩行補助具の選定や介助方法、退院後の支援に至るまで、多岐にわたるアドバイスが得られる貴重な学びの場です。
経験豊富な先輩理学療法士が実際の臨床場面に同席し、プログラム内容や居室内環境などを一緒に検討します。
「その場」で議論し、時には患者さんも交えて改善・変更を行うため、即時性が高く、より良い理学療法を迅速に提供できます。実施後には無記名アンケートも活用し、指導方法自体の質も常に模索し続けています。
月1回、5人程度の少人数制で「班内勉強会」を開催しています。
日々の業務で欠かせない理学療法評価や診療報酬、FIM、車椅子の知識など、基礎的な内容を再学習する機会を設けています。
少人数制のため、疑問点をその場で解消しやすく、着実な知識の定着を図っています。