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放射線技術室

放射線技術室では診断に必要な画像情報の提供、放射線医療機器および医療用放射線に関する安全管理を行っています。

一般撮影

一般撮影では胸部・腹部・骨・関節等を撮影します。当院ではDR(デジタルラジオグラフィー)システム導入しています。DRシステムを導入したことで、従来システムと比較してより少ないX線量で高精細な画像を撮影することが可能となりました。また撮影後の画像確認など作業時間が大幅に短縮されたことにより検査時間が短くなり、患者さんの負担が少なくなりました。
また、当院では電子カルテ導入に伴いPACS(医用画像情報システム)を導入しました。PACSとは、一般撮影・CTなどの医療用画像データを保管・管理し、ネットワーク上で画像を閲覧するシステムの事です。 PACSを導入し電子カルテと連携する事により、撮影後直ちに診察室等の電子カルテ端末から画像を閲覧することが可能となり、院内業務の効率性が向上ました。

嚥下造影検査(VF)

嚥下造影検査とは造影剤を混ぜた嚥下食・ゼリー等を食べていただき、飲み込みの様子を透視下にて観察・評価する検査です。医師や言語聴覚士等、多職種で協力しながら検査を進めていき、側面からの撮影で口喉の形と食物の通り方を確認し、左右の違いを診る必要がある場合は正面からの撮影をします。透視下にて映し出された飲み込みの様子を各職種が専門的に評価し、その患者さんに適した食事の形態、食べ方(頷き嚥下、横向き嚥下等)、姿勢の調整、また今後のリハビリテーション方針の決定に役立てます。必要に応じてこの検査をおこない、より安全な食事の摂取へとつなげていきます。

CT検査

CT検査では主に頭部、その他に胸部、腹部、関節等を撮影しています。
CTとはComputed Tomography(コンピュータ断層撮影)の略称で、X線を身体の周囲から照射し、透過したX線の量をデータ収集、画像処理することにより、多方向からの断層画像や3次元画像を得る検査です。
2019年2月、16列マルチスライスCT装置を導入しました。以前に比べ、より高繊細な画像を得られるようになり診断精度の向上につながることが期待できます。また、広い範囲を短時間かつ低い被ばく線量で撮影することが可能なため、検査時間の大幅な短縮等、患者さんへの負担が少なくなりました。

16烈マルチスライスCT

16列マルチスライスCT装置(キャノンメディカルシステムズ社:Aquilion™ Lightning)

認定資格取得者

私たちは、知識及び技術レベルを向上させ、より質の高い業務を実践するため、各種学会・職能団体等が認定する資格の取得を目指し、自己研鑚に努めています。