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理学療法部門

理学療法部門の練習場面と入院中の動作の変化を紹介します

在宅復帰を目指し、起き上がり、立ち上がり、歩く練習など日常生活の基本となる動作の練習を通し、運動能力の向上を図ります。説明と同意を得て、個別の練習メニューを提供し、家族に対する介助指導などのサポートも行います。

ベッド上での動作練習
立ち上がり練習
装具を装着して歩く練習
階段の昇り降りの練習
ご家族への介助指導

入院時と退院時の動作の変化

令和2年度実績

個人に最適な装具を作成しています

身体機能や退院後の生活スタイルに合った装具作製に向け、調整機能付短下肢装具TAPS®(APS-AFO、東名ブレース株式会社)を用いて検討を重ね、医師、義肢装具士との話し合いのもと、装具を製作しています。

装具作成の流れ

1. 調整機能付短下肢装具を用いた評価と試行
2. 主治医、義肢装具士を交えて装具の機能、設定を検討
3. 足の採型
4. 完成した短下肢装具を使用して練習

適切な運動量を提供しています

オムロン活動量計 Active style PRO HJA-750C

活動量計を用いて、理学療法中の運動量を計測しデータを蓄積しています。
その結果を元に、運動能力や耐久性に適した理学療法を提供しています。

理学療法中に活動量計を装着し運動量を計測
入院時を基準に提供した理学療法の運動強度の変化率
(平成28年実績)

部署内のスタッフで意見を交わし、効果的な理学療法の提供に繋げています

理学療法介入中に担当および在宅部門の理学療法士と実習生を交えた複数名で練習内容を検討しています。また後輩と先輩理学療法士が同じ方の理学療法場面を撮影し、動画を見比べながら部署内で練習内容の検討を行っています。

理学療法介入中に実施するケーススタディ
撮影した動画をもとに実施するケーススタディ

認定理学療法士の概要と当院の取得状況を紹介します

全国の取得状況は日本理学療法士協会のホームページより引用。(令和5年9月現在)

理学療法技術と知識を有することが認められ、社会・職能面における理学療法の専門性向上に資することを目的とした制度です。
当院の理学療法部門では、93.8%が認定理学療法士を取得しています。

認定理学療法士資格取得までの流れ

認定理学療法士領域別一覧

認定理学療法士取得分野 人数
神経理学療法(脳卒中) 4名
運動器理学療法(運動器) 1名
内部障害理学療法(呼吸) 1名
生活環境支援理学療法(地域理学療法) 6名
生活環境支援理学療法(健康増進・参加) 1名
生活環境支援理学療法(介護予防) 2名
生活環境支援理学療法(補装具) 1名
教育管理理学療法(管理・運営) 1名